映画「山桜」
3月の食作法お稽古でご案内するつもりが、うっかりしてしまい
今回遅ればせながら、昨年の夏に放映された
藤沢周平原作の「山桜」という映画をご紹介いたしました。
山形の美しい景色、東山紀之さんの凛とした佇まいの美しさには
惚れ惚れ致しましたが
、
生徒さんにお薦めした理由は他にもございまして、
天候によって農民が苦しむ姿に、農耕民族である日本人にとって天候がどれほど
大切なものであったか、天候を神に祈ることで年中行事が生まれていったこと
などが理解しやすいのではと思いまして。
他にも、食作法のお手本のような食事のシーン、
着こなした分だけ差が出る女優さんの着物の所作などを
是非ご覧頂きたいと思いまして・・・。
と、いろいろ理由は申しましたが私はただただ
武士として正義を貫く男の姿と、ひたすらにけなげに祈る女の姿に
同じ日本人として誇りを感じ、鳥肌の立つ思いでした。
ひそやかに誰かに慕われ、ひそやかに幸せを願う・・・
藤沢周平さんの小説は、「山桜」も「蝉しぐれ」も、
本当に胸がギュッとせつなくなりますね。
そして何より、登場する男も女も品格がありますよね。
最後のシーンは、野江さんと同じようにハラハラと涙が止まりませんでした
。
人も自然もとても美しい映画です。是非一度ご覧になってみては・・・
。
続いて卯月のお稽古後記も是非ご覧下さい。
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