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お盆奮闘記・ありがとう!虎の巻

今年のお盆はちょっと大変でした

両親が風邪をひいてしまいダウン。

母の体調が悪いというだけで、こんなに心細いとは。。。

                                                               

13日に仏様をお迎えしてから16日にお送りするまで、

私の実家では13日、14日、15日と3日間のお墓参り、

迎え火、送り火を墓所と自宅で5回焚き、

毎日朝昼晩3回、御仏前に御膳をお供えし、

朝晩2回、神棚と神社に白米をお供えし、

14日はお寺参りと、立て続けにお見えになる来客応対・・・

これに掃除、洗濯、我々の3度の食事の支度も加わり

アタフタ、アタフタ

「え~っと、次にすることは。。。

「お墓に持っていくものは。。。

「お寺に持っていくものは。。。

「次のお膳の用意は。。。

このお盆中、一日に何度この「虎の巻を開いたことか

それにしても「作っておいて良かった~虎の巻」「ありがたや~

                                                              

そして今以上に大変だったこのお盆行事を、

お店を切り盛りしながら何十年もこなしてきた母には

あらためて尊敬の念を抱かずにはいられません

「お母さん、偉いわ~

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私の地元では、「迎え火」「送り火」を焚き、

これを「松明かし」と呼びます。

東京では「おがら」というものを焚くそうで

松を焚く地域、おがらを焚く地域、日本列島のどの辺りが境界線でしょう

ちょっと興味が湧いてきました

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今年は久しぶりに花火もしてみました

火薬の匂いが懐かしいです。

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16日は、早めにお昼のお膳をお供えし、菰にお花とお線香などを包んで

水辺で仏様をお送りします。

晩年足の悪かった祖父母が、他の皆から遅れないように

早く送ってあげるのだと父はよく申しております。

                                                

迎え火を2日間焚くのも、来遅れたご先祖様が迷わないように、

早い時間から焚くのは、昔と街並みが変ってしまったので

ご先祖様が迷わないようにということだそうで

つくづく、「うちのご先祖様はこんなに大切にされて幸せね~

と思いながら眺めております。

                                     

お盆中の新聞に、「お盆は死者と生者が会話をする日」

という記事が載っていましたが、

お墓に向かって話しかけながらお参りしている両親の姿を見ると

「確かにそうかも」と納得してしまいます。

                                           

会話と言えば、7月の作法教室では生徒の皆さんに、

『お盆帰省の機会に、戦争の記憶のあるご家族のいらっしゃる方は

出来る限りお話しを伺って、次の世代に伝える役割を担って下さい』と

お話させていただきました。

私もこの帰省中に、終戦当時7歳だった両親から戦時中の話、

戦後進駐軍が占拠していた頃の街の様子など沢山聞きました。

今度は、終戦当時15歳だった主人の母からも話を聞いてみたいと

思っております。

お盆最終日16日は、ご先祖様をお送りして

お盆棚の片付け、宿泊中の片付けを全て終え、

新幹線に乗った途端に夫も私も爆睡

目が覚めた時には仙台でした

連日の暑さも加わり、さすがに疲れました

                                       

『今年のお盆は、心を込めてご先祖様をおもてなしできただろうか・・・?』

『まだまだ私は役に立ててないな~』

『来年はもう少し長く滞在して手伝わなくては!』

などなど反省も後悔も山のようにあるのですが。。。

私の場合、この反省を来年のお盆まで覚えているかどうかが問題なのです

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