お盆の過ごし方は、地域・宗派・家庭によってそれぞれですよね。
お盆は、「楽しい旅行休み」という 羨ましい方も多いかと存じますが
、
わが家(実家)のお盆の忙しさは、半端じゃないのです
。
私は、地方の商家に生まれ育ちました。
実家での日常は、朝起きて身支度を整え(もちろんお化粧まで)、
神棚、仏壇、神社へご飯とお水をお供えをしてからお参りをし、
最後にお供えを下げ、その後ようやく朝食となります。
幼い頃から祖父に家の年中行事を仕込まれ、
今年はとうとう両親から「そろそろ自分で仕切る訓練を
」と言われ
ずっしりと責任を感じて過ごした6日間でした
。
その結果がこの虎の巻です
。
お盆料理のお赤飯の炊き方から、お煮しめの野菜の切り方まで細かく
写真まで入れて作っちゃいました(1年経つと忘れますから・・・
)。
今年のお盆は・・・
8月11日の仏壇、神棚、神社の掃除に始まり、12日の 買い出しと夫の実家の
お墓参り。
13日は、灯篭やお膳等々を納戸から運び出し、ご先祖様を迎える精霊棚を作り、
お盆の料理作り、夕方に神棚、精霊棚、神社にお膳をお供えし、お墓参り、
家の前で迎え火。
14日15日は、朝昼晩と精霊棚にお膳をお供えし、朝、晩と神棚と神社に炊き立ての
ご飯をお供え。 日中は、お客様や分家の方々が次々とお参りにいらっしゃるので、
私はひたすら、お茶を淹れ、コーヒーを淹れ、メロンを切り 、そして運ぶ運ぶ運ぶ
。
お客様が帰られた後、お墓参り(時々日が暮れてからのお墓りになることも・・・
)。
来客が途絶えた合間にお寺へのお参り、母の実家のお墓参り、叔母のお墓参り
。
最後の16日は、朝と昼にお膳をお供えして、ご先祖様を水辺でお見送りし、片付け。
これだけでも私は毎年クタクタ、ヨレヨレ
になってしまいますが、母は40年以上
お店と家との両方を切り盛りしてきたのですから、本当に頭が下がります。
住み込みさんや通いの従業員の方が20人ほどいた昭和の頃は、本当に
大変だったと思います。
なにせ、この忙しいお盆に必ずお手伝いさんはお盆休みをとって田舎に帰って
しまうのですから・・・
。
おまけに、超が付くほど頑固な祖父も健在で、お墓参りも朝夕と一日2回、
お重箱にお料理を詰め風呂敷に包んでせっせと通ったものです。
私が嫁なら間違いなく逃亡しています
。
次の年中行事の帰省は、12月の神社のお年越しです。
神様には人より先に年越しをして頂くということで、毎年12月の初めに
鏡餅やお節料理、お神酒、お赤飯、稲荷寿司、茹で玉子、生玉子、尾頭付きの鯛、
7種の野菜等々お稲荷さんの好物をたくさんお供えし、宮司さんに祝詞を
あげて頂き、近親者を招いて神様と一緒にお正月を祝います。
あ~、また虎の巻のページが増えそうです・・・
。
今は、アタフタしながら言われた事をこなすだけで精一杯ですが、いつかは
両親のように大切に丁寧に、神様やご先祖様に向かえるように
なりたいものです
。